Redwood CityにあるDMV(Department of Motor Vehicles)へ運転テスト を受けに行った。
カリフォルニアに戻ってすぐに筆記テストを受けていたから（4月 27日）、それから約一ヶ月ぶりのこと。
まずは、筆記テストを思い出して書くと。
朝一で、サンタクララにある悪名高いDMV（劇込み＋審査厳し い噂）を目指すも混雑が始まっていたため、RedwoodのDMV に目的変更。空いてそう。 どうしてこんな事ができたかというと、DMVはネットで各オ フィスの混雑状況がインターネットで見れるようになった。 本当に素晴らしいよインターネット。2001年に取ろうとした ときはサンタクララのDMVで一日がかりだった記憶がある。
Redwoodでは予約無しの列に並ぶこと15分、番号と書類一式を 貰う。なんと番号札を配られて、後は番号を呼ばれるまで待つのみ （日本の銀行みたいな感じ）。 昔見たいに列に永遠（1−2時間）に並ぶ必要がない！ 素晴らしいよー、混雑状況といいDMV改善されまくり！
番号呼ばれて書類を提出してお金を払う（28ドルかな）。 このとき、書類を見てたおじさんが、お前、前にカリフォルニアで 免許とろうとしただろと怪訝そうに言い出す。 確かに前に取得を試みて発行されていない履歴があると、色々厄介 な事に巻き込まれそう。カリフォルニアでは免許はID（身分 証）として使うからである。 ここは低姿勢で丁寧に、「2001年に免許取ろうとして運転試 験もパスし後は免許を待つのみだったのだが、9/11のあの事件で I-94フォームとの整合を全てフェデラル（ホワイトハウス）で処理 することになり、帰国日までに届かなかったのさ。。俺のせいじゃ 無い！」と説明して事なきを得る（笑） 免許はIDだから、国外から来た人には、VISAで入国し たときのI-94フォームと免許申請書類の整合を免許郵送前に 取っているんですね。 DMVではSocial Security番号でデータベースを管理している のか、昔の記憶も残っていたみたい。事実、今回貰っている仮免許番号と 8年前の仮免許番号は同一である。
そのあとは写真撮影。おばちゃんにスマイルかシリアスかと聞か れ、当然スマイル。一回目撮影、髪の毛が変(weird)だから直 しなさいって、失礼な！二回目撮影、ワンダフルスマイルとグーサ インを出される。お、良い写真じゃんというと、私のおかげねと、 はいはい。そのあとは、筆記試験を渡されその場で試験を受けて、 無事クリア。 筆記試験は現地で貰えるSFテレフォンガイドに収録されている問題を 完璧にしていれば問題なし。テレフォンガイドはフリーでゲットできる。
日本人で免許があれば、その場で仮免許を発行され、晴れて国際免 許無しに自由に運転できるようになる。 筆記試験が終わった時に、運転試験（Behind the wheel driving test) の予約をオンラインでやれと指示される。 オフィスに戻り早速予約。でもネットでは予約を受け付けてくれな い、オンラインでできるんじゃないのかい。 そこで、1-800の番号に電話して音声ガイドに従い予約するも 失敗。何だよー！で、結局オペレータに繋ぎ予約する。どうやらは じめての人（国外からとか？）はオンラインで最初の一回は登録で きないみたい。 場所は何処が良いと言われ、空いてて感じも良かった同じ Redwood DMVを指定する。最初の空きが5月27日と言わ れ即予約。当日15番窓口に15分前に来いと言われる。
そして今日がその日で、少し早めにオフィスを抜け出てDMVの 受付へ。早過ぎと言われ待つ事に。 試験時間の10分前位に受付をすませ、車を運転試験のレーン に回して待つこと20分、おばさんがやってくる。試験開始す るわよーって元気よく。 保険証書や自動車登録などを確認され、試験する書類にサインする。
始めに止まったまま、ランプや方向指示器を出す指示が。あとは手 信号をやれと、これは事前に調べてたので問題なくクリア。 一通り車の確認と止まったままでやる指示が終ると、エンジンをか けてスタート。言われた通りに進む。 2001年の前回の運転試験では慎重になり過ぎて、制限速度よりかな りゆっくり走ったら減点されまくった記憶があり、制限速度ぴった しに走る。 おばさんの指示も分かりやすくそつなく、大身振りで丁寧に運転す る。途中、ストップサインだらけの住宅街の道に入って右折左折を させられ、路肩に止めなさいと指示がでる。 ここで言うまでバックしなさいとの指示があり、ここに落とし穴が。。。 俺の車にはリアカメラが着いてて後ろを目視で確認した後、リアカ メラの映像をナビでみてたら、おばさんが「あなた後ろ見なさ い！」って。 俺がここに出てるよとナビ画面を指す！オーマイーガーという手振 りをするごとく、そんなIT技術を信用しないで目で確認しろ とさ。で、減点。
そのあとは町中に戻り適当に運転させられる。ナビを見るとDMV に戻っているのが分かりそろそろ終わりかなと思った瞬間。 あ、ここ左ね！って指示が遅いよ！で、急にレーンを変えて左折 レーンへ。赤信号で止まってると私の指示が遅かったけど、今のは 急な斜線変更ねと言われる。 そう、あなたの指示が遅いのが問題なんだよ！と心で思い、顔はス マイルでYes, Momと菩薩のような笑顔で応える。
DMVに戻って、合格した事を告げられる。コメントも何も無し。excellent と一言貰う。テスト結果を見ると2点減点。最後の指示遅かっ たところもきちんと減点している、おいおい。 DMVの受付に戻り合格したことを告げると、受付のおばちゃんにコメ ント無いのは素晴らしいは、頑張ったわねとまた褒められる。素直 に喜び、上機嫌に60日有効の仮免許を発行される。本免許は 郵送され来るはずだが、もし60日で本免許が届かなかったら DMVに戻って来なさいとの事、仮免許を延長するとさ。今回こそは 送ってくれよ本免許。
なお、運転試験は、言われた通りに安全第一に走れば問題なし。
今回、8年ぶりのCAでの運転免許挑戦で分かった事は、DMV の対応が大幅に改善されていた。これで、DMVに行くのに一日 潰すことが無くなりそうだ。
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