2/20/05

京都 partII

京都二日目。


京都駅にあるホテルグランビアはなかなか良い。ネットもfreeで快適。


朝から国際会議場に向かう。本当の目的はAPRICOT2005で発表。 セッションチェアは砂原先生(やっぱり、砂さん面白すぎでした)。 無難に終え、タイ人の学生に挨拶済ませいざ観光。


まず、昨日の印象から静かなところに行こうと決意。 ガイドブックなんて持っていかなかったので、ホテルでもらった地図で東の方に めぼしをつける。砂さんに聞くと、良いのではということでいざタクシーで曼殊院へ。 タクシーの運転手さんから、色々歴史や庭園の由来を聞いて準備万端。 ここの庭園は、岩を滝に見立てて水が流れる様を模様で描いてるらしい。 言われるとそう見えるから不思議。(下の写真には岩が写ってない)


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次に向かうは、円光寺。ここは家康が勉強する場所として元々建てたようだ。 なんと、活字の版元が残ってる。一字一字が、木で出来た活字が既に400年前から あるとは、驚き。行ったら俺一人で、ここの住職(多分)の人と話込む。 知らないことだらけで、面白い。まず、京都は苔が綺麗だが、これには理由があるらしい。 細かくは忘れたが、要は京都には霜が下りないかららしい。霜が降りると苔の根が切れて しまう。だから関東に苔があまり無く、京都は黙ってても苔が生えるらしい。 あと、庭園をキープするために年間xx万円かかるという裏話から、歴史の話、庭園の 話と話題は尽きない。庭園は2匹の牛(メスとオス)に見立てた岩が置いてあったり、 言われるとそう見える。日本庭園は縁側の部屋から見るようにデザインされているらしく、 開けた障子が額縁の役割をし、部屋から見ると奥行きが違う。(本当だった)


この寺で話し込んでると、猿が出没した。いのししも多いらしい。


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次は詩仙堂。ここの庭園がまた素敵。竹が鳴る音と静かさで落ち着く。 庭園をひとしきり散歩した後、縁側でのんびり疲れを癒す。リラックスタイム。 ここはお勧めです。


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最後に行ったのが、金福寺。芭蕉が訪れ俳句を残し、後年与謝野蕪村によって 再興された。ここも、他に人が居なかった。一人でぶらぶら。時間の流れが 止まってて、猫も俺も眠くなる。寒いのでここでギブアップし四条に戻る。


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四条では板前修業中の大学の友達を待ち、夕飯食べる。焼肉(もつ?)か。 ものすごい所だった。美味しかったが、においが凄くて退散しコーヒーでのんびり。 その結果、新幹線乗り遅れそうになった。


帰りの新幹線では怪しい子に絡まれたが、相手しているうち東京。 結構、疲れた、長い一日。


久々にフィルムカメラ(CONATX G1)で遊んだ。良いねーフィルムは。 ただ、スキャニングはどうにもこうにもメンドクさい。 もう少し性能の良いの買おうかな。遅いし今一。 幾つかの写真はG1で幾つかはPANAのFX7(妹の借り物)


今度は、京都は春に行く! な、imaq…

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